突然のカップ麺話。
昔からカップ麺が大好きなので、カップ麺について語ろうと思います。
シーフードヌードル
誰もが知っている定番中の定番の日清カップヌードルのシーフード版です。
ちなみに僕はシーフードそのものはあまり好きじゃありません……
けども、このスープのおいしさ!!
なんで表現すればいいかわからないですがとにかく美味い!!
そしてこのシーフードヌードルには忘れられないエピソードがあるんです。
中学生の頃
僕はよく釣り堀に行ってました。
釣りは元々好きなんですが、鯉専門の釣り堀でした。
新潟で冬で雪が降り積もる中でも僕は釣り堀に行って鯉を釣ってました。
赤色の恋を釣るとサービス券が貰えるとかで必死にその赤色の鯉を目指して釣りをしていたんです。
そんな時です。
ドッパァァァン!!!!
気がつけばそこは冬の水の中
水の深さは余裕で2〜3mはあって、足がつかない。
手や足に鯉がベチベチと当たる感触。
とにかく冷たく気持ち悪い、とにかく上がらないと思い上がるも、なかなか上がらない。
その理由…
地面は土やコンクリートではなく、ビニールに覆われていて、雪で滑ってしまう。
落ちた時も雪で滑って落ちたのだろう。
なんとか、釣り堀から上がることができ、釣り堀の婆さんが心配そうに、風邪引くと悪いからと着ていたウィンドブレーカーを焚き火の近くに置いて乾かしてくれ、さらに売店のシーフードヌードルを一つ譲ってくれた。
ご察しの通り、この時食べたシーフードヌードルが最高のシーフードヌードルである。
堪らなく美味く、体の芯から温まった。
いつまでも美味しく、いつまでも食べていたいと思うほどで、スープを簡単になくさぬよう、ゆっくりとゆっくりと噛み締めて飲んだ。
食べ終わった頃にはもう終わってしまったかと少し名残惜しかった。
自分の不注意で落ちたのに心配をかけ、シーフードヌードルを食べさせてくれ、ウィンドブレーカーも乾かしてくれた。婆さんには感謝が止まらない。
そして、ウィンドブレーカーは焚き火で飛んだ火の粉によって穴だらけになっていたとさ……
おしまい
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