コーナーを攻めるにあたってカブであることの弊害。
さらなる高みを目指すにはどうするべきかを考えた結果…
コーナーを攻める
常にコーナーを最速で走りたいあまり、恐怖に感じることがありました。
それが“ステップ”と“スタンド”
ステップというのは足を置いておくところ。
スタンドはバイクを立てるためのもの、ママチャリにもあるようなやつね。
それが荷重をかけすぎるとコンクリートに当たって弾かれてしまう。
コーナーを攻めている時だから本当に恐ろしい…
それにコーナーを攻めるにあたってガソリンタンクが前にないためニーグリップが効かない。
ニーグリップを行うことができればバイクとからが密着し、安定感が増す。
それがないことに不安定な走りになってしまう要素となっているのだ。
レーサーレプリカが欲しい
NSRやTZRと呼ばれるレーサーレプリカ。
ホンダのバイクがなんとなく好きだったこともあり、NSRが欲しかった。
(Wikipediaより)
ただ、これがなかなか手に入らない。
それどころかお目にかかれない。
乗っている人をみたが、このNSRは通常250ccのモデルらしく、それを原付の50ccに合わせたものだと非常に小さいらしい。
体格にもよるかもしれないが、ポケバイに乗ってるような感じにも見えるらしい。
(Wikipediaより)
いやいや、こんなに小さいことはなかろう…
でも、NSR50は小さいことはなんとなく伝わった。
さてどうするか…
最強のバイク登場
レーサーレプリカを探していたところ、レーサーレプリカとまではいかないが、それに近い存在であり、なおかつ便利なバイクがあることがわかった。
それが“NS-1”である
このバイクは通常ガソリンを入れるところがメットインスペースとなっており、フルフェイスのヘルメットも収納可能。
大きさもNSRよりも大きいということもあり、最有力候補になった。
けれど、人気があるのか、なかなか物件に出会えない。
だが、某オークションで見つけることができた。
価格は確か7万円程。
出品者は同じ県。
交換も受付しますとのこと。
交換だと…?
若気の至りである。
どんな物件かもわからないのにも関わらず、出品者と待ち合わせをして交換を依頼することにした。
出品者現る
出品者は軽トラックにNS-1を積んできた。
年は自分と同じぐらい。どうやら整備の学校に通っているらしい。
そこで完成したのがこのNS-1。
見るからにボロい。自分のピカピカのカブとは大違いだ。
でも、初めて見るレーサーレプリカ(ちょっと違う)に興奮した俺は早く乗りたくて仕方がなかった。
エコ志向の大人しくマイルドなマフラーの音だったカブから
パンッパンッと甲高い音を鳴り散らすエゴにまみれたバイクに変貌した。
ハンドルやボディのあちこちにオイルがついてて汚いNS-1にまたがり、さて運転。
といきたいところだが、MTバイクの運転方法はわからない。
よくよく考えれば、MT車なんて自動二輪の免許を取得する際、教習所で教えるのに学科試験だけしかない原付なのに、よくMT車販売してるよなぁ〜って思った。ほんと不思議。
簡単に運転の方法を教えてもらいNS-1を手に入れた。
次回に続く