Colorful Days

様々な事に興味がある筆者の日々

【第2章:すがりたくなる思い】お前を選んだのは俺に見えたから

f:id:cristarin1120biz:20190506203910j:plain

元カノと別れ、消耗し、次なる恋愛を求め始める。
ただ、それが塞いでも塞いでも治らない傷の処方になる

 恋愛の傷は恋愛で治す

もはや鉄板である。
恋愛で受けた傷は恋愛でしか治らない。
それに新しい恋愛が始まらなければいつまでも引きずってしまう。

だから、俺は友達に紹介を求めた。

一人は今の嫁になった人と、もう一人はアグレッシブな子。
ここでの物語はあくまでも結婚する前の話なので

  • 嫁=嫁子
  • アグレッシブ=アグ

と略して物語を進めます。

嫁子とアグはほぼ同タイミングで紹介を受け、メル友ならぬ、LINE友達になった。
当たり前だが、貴重な紹介を棒に振るわけにはいかない。

嫁子との出会いの方がわずかに早く、連絡を取ったり、時には仕事の悩みを相談受けるなどしていた。いうなれば俺は“お兄さん”だ。
でも、遊びに行く誘いを思いっきり断られたりと、直接会うことも全くと言ってないほどの関係であり、たまにLINEの連絡を取る関係だった。

一方アグの方だが、とてもアグレッシブで遊びに出かけるのが大好き。
だからアグとはLINE以外にもよく遊びに行ったりしていた。

慎重になる

二人の女の子を紹介してもらったが、あくまでも友達。
いきなり飲みに誘ったりとか、連れ込んだりとかもちろんしない、する気がない。
結婚寸前まで進んだ俺が次の恋愛をしようとしているのは、もちろん結婚を視野に入れている。
だから失敗はしたくない、付き合う=結婚ということもあり俺は慎重になっていた。

そんな二人とはまだ友達の関係。
嫁子とはむしろ会ったことないし、アグは元気いっぱいで一緒にいて楽しい。
俺の中ではアグ>嫁子という状態であった。

一人で飲みに

元カノと別れてから俺は酒を求めることが多くなった。
言っておくがアル中ではない。酒場の雰囲気が好きだったり、今までやったことがないことがしたかった。
元々一人行動は得意な方で、一人飲みはまだしたことがなかったのでこの頃からやり始めた。

一人で焼き鳥屋を開拓したり、割烹料理亭みたいなところで何故か串を食って帰ったり、一人居酒屋は楽しかった。

けど、どこか寂しかった。
お店の人と仲良くなったりもしたけど、夜と酔いがくれるほんのひと時の時間だけの関係。悪くはないが、一定条件の中だけの関係だ。

毎日のように

アグとは毎日のように仕事が終わっては飯を食いに行ったりして遊んでいた。
どこかしら、こいつと一緒にいて楽しいなと思えた。
ただ、友達っぽさが強すぎることと、正直あまり好みではないというところがいつまでも引っかかっていた。

だからなのか、アグとは仕事終わりの夜ばかり遊んでいた。
昼間に遊ぶ約束をしたことがなかった。
何故かはわからないし、特別理由があったわけではない。
あるとすれば今はやってないがパチンコに熱中していたからかもしれない。
休みの日に遊ぶというよりかは、仕事終わりにご飯食べたり、ドライブしたりして遊んでいた。

苛立ちの一人飲み

ある日仕事を責められすぎてあまりにも頭にきて今日は飲まなきゃやってらんねぇ!
というところまできた。
そこでワインとイタリアンを嗜みまくった。
だが、一人ではやはり寂しい。そしてこういう時は話を聞いてくれる人がいてほしい。

俺はアグに連絡を取った。

するとアグはすぐに駆けつけてくれた。
アグは一人で飲んでる、ウケるー!とはしゃいでいたが、俺の仕事の愚痴を聞いてくれ、俺はますますワインが進む。

どれだけ飲んだかわからないがワインオンリーで飲みまくって、外に出た後、俺は全てを吐き出した。

アグは自販機から水を買ってきて、背中をさすってくれた。
とてもじゃないが気持ち悪すぎて一人で帰ることができず、アグに送ってもらうことになった。

その後ぐらいだろうか、面倒見のいいアグのことをだんだん気になるようになってきたのだった。

わがまますぎる

それ以来俺はアグとの恋愛を意識し始めた。
そして、俺はどこまでアグに許容範囲があるのかを知りたくなった。
そのためいくつかのわがままをしていた。

お金に関しては行うことはないが、迎えにきてもらったり、運転をお願いすることはよく行っていた。

仕事疲れで運転したくないといえばそうなのだが、それはアグも一緒のことだ。
あえてどこまで許容範囲があるのかを確認していった。

ある日、ちょっと遠くのラーメン屋まで行こうという話を持ちかけてみた。

すると、アグは「一人で行けばいいじゃん」とそっけない返事だった。

いつも通り会いにきてくれるところまでは来てくれたが、ラーメン屋に関しては断られる結果となった。
それだけではない、ちょっとした口論になったりもした。本当に些細のないものだったと思う。

なんだか、それにムカついた俺はその日遊ばずに帰ることにした。

そして、あの時俺が折れればよかったものの、折れずに変な意地を張ってしまい、降りることができなくなってしまった。

そして、そのままアグとは遊ぶことがなくなった。

アグと友達と三人でダーツ

アグとは遊ばなくなってから数ヶ月後。
アグを紹介した友達が三人で遊ぼうと持ちかけてきた。

正直気が進まなかった。悪いのは俺の方だが、俺はもうこの関係を戻したり前進したりすることはできないと思ったからだ。

ダーツ自体は楽しく行えた。

帰りの間際駐車場でタバコを吸ってから帰ろうみたいな話になったが、俺はもういいやと帰った。

普通に考えれば最低な行為だ。

アグが俺のことが好きな気持ちは気づいている。
でも、俺は引くに引けない状態になってしまって以来アグのことを意識できなくなってしまった。それならば最低な行為をしてでもアグが俺を諦めてくれた方がいいはずと思った。

でも思い返せば結婚間際にしてきた元カノと同じ行為を俺はアグにしているのだ。

わざと嫌いにさせて離れさせる。

先のことを考えていてある意味優しいが、不器用すぎるその対応は実に優しくないし不誠実だ。

でも、その行為を行ってしまった以上、続けていくしかない。